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KOFIC公正環境造成センターの関係者は21日(本日)、ある韓国メディアの取材に「『モラルハザード』と『深海』の調査を決めたのは事実。来週くらいに会議のスケジュールを決め、議論を始める」と伝えた。
チェ・ユンジン監督がメガホンを取る映画「モラルハザード」と、制作を準備中だったもう1つの作品「深海」は、ことしの初めに韓国シナリオ作家組合と制作会社の暴露および、主張でシナリオ著作権奪取疑惑に包まれた。これに対して、チェ・ユンジン監督側はクレジット調整の問題であり、大手制作会社の横暴と反論している。
KOFICは、2つの作品の著作権侵害に関する両者の法的争いは裁判所の判断に任せるが、今回の調査でクレジット調整および両者の主張過程で不公正行為があったのか、判断することに集中したという方針だ。
公正環境造成センターの関係者は、「運営委員会規定に合わせてよく見た結果、不公正行為があったという判断がくだされれば、関連行為の是正を勧告する」とし、「クレジット調整問題を今すぐ解決することができる主体がおらず、映画と関連するすべての人々が困難を経験する状況だ。特に、『モラルハザード』は制作費が100億ウォン(約10億円)以上という大規模な作品で、このまま公開できないのはあってはならない」と、今回の調査の重要性を説明した。そうして、「最大限客観的で公正に、公共性のある意見を多数整理し、最善の紛争解消方法を導き出して提示しようと思う」と伝えた。
一方、「モラルハザード」は1000万人を動員した映画「破墓」を排出したショーボックスの配給作だ。不渡りの危機に置かれた韓国1位の焼酎会社と、虎視眈々(たんたん)と企業を狙うグローバル投資会社が、運命をかけてぶつかり合うストーリーで、俳優イ・ジェフンとユ・ヘジンが主演を務める。またもう一つの作品「深海」は、海洋災難ジャンル映画だという。2つの作品どちらも、ザ・ランプが共同制作を務める。
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