警察の調査によると、このグループは一般家庭で使われるカラープリンターと、実際の紙幣と同じ材質の紙を使用して偽札を造っていたことが判明した。また、SNSに広告を出し、未成年者を含む複数の人々に販売していたことも明らかになった。
主犯のA氏は、警察の捜査が開始された2月にフィリピンへ逃亡し、その後、国内にいる共犯者に偽札の製造方法を伝え、逃亡資金を準備していた。インターポールによる赤色手配を受けたA氏は、この事実を知らずに帰国しようとした際、フィリピンで逮捕された。
警察はA氏を国内に送還する予定で、A氏以外の17人は検察に送致された。現在、警察はこのグループに対する追加の犯罪を把握するための捜査を拡大している。
警察関係者は「貨幣流通秩序と経済秩序を乱す偽造犯罪には厳しく対処する」と述べ、「偽造犯が主に伝統市場などを標的にしているため、小規模商工業者は現金取引時にホログラムなどをより慎重に検証してほしい」と呼びかけた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 104