トランプ氏の最側近が「訪韓」…韓国の主要企業人たちと「経済協力」論議
トランプ氏の最側近が「訪韓」…韓国の主要企業人たちと「経済協力」論議
米大統領選を6か月後に控える中、ドナルド・トランプ候補の最側近とされている共和党所属のケビン・マッカーシー前下院議長が韓国を訪れた。

韓国経済人協会は23日、ソウルのヨイド(汝矣島)FKIタワーコンベンションセンターで、ケビン氏と韓国の主要企業人たちを招き朝食懇談会を開いた。

この日の懇談会では、ケビン氏と韓国の10大企業社長団を主軸にした高位企業人20余人が集い、米国と韓国の経済協力方案について話し合った。

韓国経済人協会のリュ・ジン(柳津)会長は、開会の辞を通じて「全世界が関心を持って見守っている米大統領選を控える中、韓国経済界と米国のオピニオンリーダー間における深い対話が切実だ」として、今回の懇談会の開催主旨を伝えた。

つづけて「米国は韓国にとって最大投資国であり最大輸出対象国だ」とし「韓国の対米直接投資は、米国内の雇用創出に大きく貢献している」と強調した。

ケビン氏は代表的な「親韓派」である。かつて米韓FTA(自由貿易協定)妥結の際、背後で共和党の賛成意見を導いたことでも知られている。また、昨年のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領による米国国賓訪問では、下院議長(当時)として尹大統領を議会演説に招請した。

韓国経済人協会のキム・ボンマン国際本部長は「米大統領選を控える中、米国の政策決定過程に重要な役割を果たし得るオピニオンリーダーに直接、韓国財界の意見を伝えることのできる機会は非常に重要だ」と語った。

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