尹大統領の支持率が1か月以上「20％台」にとどまる＝韓国

「ユン・ソギョル（尹錫悦）韓国大統領の支持率が、1か月以上20％台にとどまっている」という世論調査の結果が24日発表された。

韓国の世論調査機関“韓国ギャラップ”が今月21～23日、満18歳以上の男女1001人を対象に実施した5月第4週の調査によると、尹大統領の支持率は24％と集計された。

これは、4月第4週と5月第2週の調査結果と同率である。尹大統領の支持率は、国会議員総選挙（4月10日実施）後の調査である4月第3週時に23％を記録して以降、ずっと20％台にとどまり続けている。

不支持は67％で、前回調査時と同率であった。

尹大統領を支持しない理由の1位は「経済・民生・物価」で14％を占めた。つづいて「意思疎通の不足」が10％、「拒否権の行使」が7％、「外交」と「夫人に関する問題」がそれぞれ5％などであった。

支持する理由の1位は「医大生定員の増員」と「外交」がそれぞれ11％を占めた。

一方、政党支持率は与党“国民の力”が29％、共に民主党が31％、祖国革新党が11％で、無党派層は22％であった。

与党は前回調査時より5％下落し、共に民主党は1％上昇したことで順位が逆転した。