カリフォルニア観光局、中国人観光客のレンタカー旅行を推進…「租租車」と覚書締結＝中国報道

22日に開幕した第14回中米観光ハイレベル対話において、カリフォルニア観光局と中国最大の海外レンタカープラットフォーム「租租車（zuzuche.com）」が覚書を締結した。

　カリフォルニア観光局と「租租車」は協力し、観光プロモーションと商品開発に力を入れる。レンタカー旅行プロジェクトを重点的に推し進め、カリフォルニアがアメリカ旅行を検討する中国人観光客にとって、最優先目的地になるよう尽力していくという。

　統計データによると、新型コロナウイルス流行前の2019年には、約100万人の中国人観光客がカリフォルニアを訪れた。当時の中国人観光客の消費総額は26億ドル（約4100億円）を越えた。

　2023年にはアメリカを訪れる中国人観光客の34.7％がカリフォルニアからの入国を選択した。ことしもカリフォルニアにとって中国は最大の海外市場になるとみられ、消費総額は21億7000万ドル（約3400億円）に達するものと予想されている。

　「租租車」によると、2019年にカリフォルニアでレンタカー旅行をした中国人観光客数は20万人を越える。カリフォルニアは中国人観光客がレンタカー旅行を楽しむのに最適な目的地だ。