韓国大学教育協議会は24日、大学入試選考委員会を開き、全国39の大学医学部の募集人数を含む2025学年度の大学入学選考施行計画の変更事項を承認した。これにより、1998年以来27年ぶりとなる大学医学部の定員増員が確定した。今年入試が行われる25学年度の医学部(医学専門大学院を含む)の募集人数は、前年(3058人)から1509人増え、40大学の4567人となる。政府は医師不足などの対策として大学医学部の入学定員を3058人から2000人増やすことを決めたが、医療界の激しい反発と教育の質の低下を懸念する声を受け、25学年度の入試に限り増員人数の50~100%以内で大学側が自主的に募集できるようにした。
◇政府が北朝鮮7個人らに独自制裁 武器取引などに関与
外交部は24日、国連安全保障理事会(安保理)の対北朝鮮制裁に違反し、ロシアと北朝鮮間の軍需物資の運送や武器取引などに関与した北朝鮮の個人7人とロシアの船舶2隻を独自制裁の対象に指定したと発表した。制裁対象に指定された北朝鮮の個人のうち、シリア駐在の貿易会社代表はロ朝間の武器取引に関与したとされる。ロシアの船舶2隻については、多数のコンテナを積んでロシアと北朝鮮を行き来しながら軍需物資を運んだという。
◇韓国が6月の安保理議長国に 北朝鮮問題で「いつでも会合開催」
韓国が6月の1カ月間、国連安全保障理事国の議長国を務める。韓国は今年から2年間の任期で安保理非常任理事国となった。輪番制の議長国を務めるのは、前回の非常任理事国任期中だった2014年5月以来となる。国連内でサイバー安全保障の議題化を推進し、必要時にはいつでも北朝鮮関連の安保理会合を開催する方針だ。
◇尹大統領の支持率24% 総選挙後は20%台続く
世論調査会社の韓国ギャラップは全国の18歳以上の1001人を対象に21~23日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(5月7~9日)と同じ24%だったと発表した。不支持率も前回と同じ67%だった。支持率は総選挙(4月10日)後の4月第3週(4月16~18日)の調査で23%と就任後最低を更新。その後実施された4月第4週、前回、今回の3回の調査では24%を維持した。
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