ユン大統領は第9回日中韓首脳会議の開催をきっかけに訪韓した岸田首相と26日午後に会った。ことし初めて開催された日韓首脳会談だ。両首脳は昨年11月、米国サンフランシスコで開かれたアジア太平洋経済協力体(APEC)出席の際、二者会談を行った。
ユン大統領はまず「岸田首相が一年ぶりに訪韓されたことを心から歓迎する」と述べた。
ユン大統領は日韓シャトル外交の継続について言及し「昨年3月に東京、そして昨年7月にリトアニアのヴィリニュスでわれわれ2人が合意したとおり、政府間の合意体がすべて復元された」とし「ことしも財務・産業・先端技術分野で上位階級の交流を続けている」と強調した。
ユン大統領は両国の人的交流拡大にも成果があったとし、「ことし第1四半期にすでに300万人が両国を行き来した」と説明した。
それと共に「こうした成果をもとに日韓国交正常化60周年の来年には、日韓関係をより一層跳躍させる、歴史的転機が訪れるよう、岸田首相と私が心を合わせ準備していきたい」と付け加えた。
岸田首相は「日中韓首脳会議の開催について、ユン大統領をはじめとする韓国政府の苦労とおもてなしに、心から敬意と感謝の意を表わす」と答えた。
岸田首相もシャトル外交継続の成果を強調し、「私が数えて見たが、今回が10回目(日韓)の会談、対面会談だ」と述べた。それと共に「正常な信頼を基に、今後もシャトル外交を続けていく」と提案した。
岸田首相も「来年の日韓国交正常化60周年を、両国政府レベルで準備してほしい」とし、国交正常化60周年に対する期待感を示した。
また「グローバル課題に効果的に対処するため、日韓両国の協力をさらに緊密化できることを願う」とした。
この日の会談には、韓国政府からチェ・サンモク経済副首相、チョ・テヨル外交部長官、アン・ドクグン産業部長官、チャン・ホジン安保室長、ユン・ドクミン駐日大使、キム・テヒョ安保室1次長、イ・ドウン広報首席、パク・チュンソプ経済首席などが共にした。
日本側からは岸田首相をはじめ、森屋宏内閣官防副長官、秋葉剛男国家安全保障局長、水嶋光一駐韓大使、船越健裕外務省外務審議官、芹澤清防衛省防衛審議官、大鶴哲也首相秘書官などが出席した。
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