念願の優勝トロフィーを掲げるペ・ソヒョン
念願の優勝トロフィーを掲げるペ・ソヒョン
26日、キョンギド(京畿道)ヨジュ(驪州)市のFERRUM CLUBで行われたE1 CHARITY OPEN(賞金総額9億ウォン/約1億330万円)で、通算9アンダーを記録し、パク・ドヨンを3打差で引き離したペ・ソヒョンが、優勝賞金1億6200万ウォンを手にした。2011年、KLPGAツアーにデビューした1993年生まれのペ・ソヒョンが154戦目にして、ついに優勝の感激を味わった。

トータル9アンダーの単独首位で最終ラウンドを迎えたペ・ソヒョンは、初優勝へのプレッシャーのためか、前半9ホールでボギー2つとなりスコアを落とした。この時、パク・ドヨンが11番ホールでイーグルを決めて首位に立ったが、その後4連続ボギーで失速。ペ・ソヒョンは10番と16番ホールで6メートル、17番ホールで10メートルを超えるバーディーパットを成功させ、勝負を決定付けた。

ペ・ソヒョンはKLPGAツアーで数少ない30代ゴルファー。しかし、優勝に対する情熱で1日に15時間ずつの練習とウエイトトレーニングを積み、KLPGAツアー初優勝を今大会で果たした。

ペ・ソヒョンは「気持ちを楽にして打っていた以前とは違って、今回は必ず優勝するという強い気持ちで試合に臨んだ。ゴルフを始められるようにしてくれた天にいる父に感謝したい。初優勝を果たしたので、これから年内に2勝、3勝できるようにしたい」とコメントした。

今大会には珍記録が誕生。大会2日目、ユン・イナを含め7人が大量に棄権し、チェ・ミンギョンは1人きりで回ることになった。

また、久しぶりに韓国の試合に出場したペ・ソンウは試合後に「E1大会で自分が初優勝し、両親と友達に会いたくて大会に要請をしたが、招待してくださり、大会に出られることになった。他の大会も招待していただければ出たい」と語った。今大会118位タイという結果については「あまりしっかり打てなかった」とし、頑張ったが残念な結果に終わった。31日から新潟で開催のヨネックスレディスゴルフトーナメントに出場するとし、「ことしはショットの感覚が上がっているので、たくさん期待していただけるとうれしい」と意気込みを見せた。

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