合同参謀本部はこの日、「韓国軍は午後10時44分ごろ、北朝鮮がピョンアンブクト(平安北道)トンチャンリ(東倉里)一帯から黄海の南側方向に北朝鮮が軍事偵察衛星と主張している飛翔体の航跡1個を捕捉した」と明らかにした。
この飛翔体は午後10時46分頃に、北朝鮮側の海上で多数の破片として見つかった。米韓の情報当局は、この飛翔体が正常な飛行をしていたかどうかについて詳細に分析している。この飛翔体は打ち上げに失敗した可能性が提起されている。
これに先立ち、北朝鮮はこの日の午前0時から6月4日の午前0時までの間に人工衛星を搭載したロケットを打ち上げると日本側に通知していた。北朝鮮は人工衛星を打ち上げるたびに国際海事機関(IMO)や全世界航行警報制度(WWNWS)にのっとり、韓国と北朝鮮が属している地域の航行区域調整国である日本にこれを通知してきた。
昨年行われた3回の偵察衛星の打ち上げは、いずれも予告期間の初日またはその直前に行われた。5月の1回目、8月の2回目では、予告期間初日の午前と未明に衛星を搭載したロケットを打ち上げた。
ただし、軌道進入に成功した11月の3回目の発射では、予告期間が始まる前日の深夜に、奇襲的に衛星の発射を行った。
これに先立ち、韓国の軍当局はこの日、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを予告してきたことを受け、韓国軍の強力な能力と意志を示すための一環として、攻撃編隊群の飛行および打撃訓練を実施した。
合同参謀本部によると、午後1時頃から前方中部地域の飛行禁止線(NFL)以南で空軍のF35A、F15K、KF16など戦闘機約20機が攻撃編隊群の飛行訓練および打撃訓練を行った。合同参謀本部は「今回の攻撃編隊群訓練は、敵の挑発時に即時かつ強力に、最後まで報復の意志と能力を示すために実施したもの」と伝えた。
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