韓国大統領室は28日午前0時48分ごろ、報道資料を通じて「わが軍は27日午後10時44分ごろ、北朝鮮によるいわゆる『軍事偵察衛星』の発射を捉えた」と明らかにした。
韓国大統領室によると、国家安保室は大統領に関連内容を直ちに報告し、午後11時40分にチャン・ホジン(張虎鎮)国家安保室長の主宰で安保状況点検会議を開き、合同参謀議長の状況報告を受け対応方案を話し合った。
米韓当局は、飛翔体が数分間飛行した後に北朝鮮海域の空中で爆発したものと判断した。
韓国大統領室は「朝鮮半島や北東アジア、国際社会の平和と安保を脅かす挑発行為だ」とし「わが軍は北朝鮮によるさらなる挑発の可能性に備え、鉄壁の安保態勢を維持していく」と伝えた。
一方、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は「国家航空宇宙技術総局は「『新型衛星運搬ロケットは1段目の飛行中に空中爆発し、発射が失敗した』と語った」と伝えた。
韓国合同参謀本部によると、韓国軍は27日夜10時44分ごろ、北朝鮮がピョンアンプクト(平安北道)トンチャンニ(東倉里)一帯から南方向に発射した北朝鮮の主張する「軍事偵察衛星」と推定される航跡1つを捉えた。
また、この飛翔体は同日夜10時46分ごろ、北朝鮮側の海上で多数の破片として探知された。
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