上海税関の統計によると、同期間、対外貿易のうち一般貿易の輸出入額は同比1.2%増の8376億6000万元(約18兆1380億円)で、安定的に発展した。加工貿易の輸出入額は同比5%減の1802億1000万元(約3兆9000億円)で、やや減少。また、保税物流方式は同比0.2%微減の3596億8000万元(約7兆7900億円)でほぼ横ばいとなった。
同市の1~4月までの輸出入総額のうち外資系企業が占める割合は50%に達したが、その額は同比1.8%減少した7958億4000万元(約17兆2300億円)だった。
上海市の三大貿易パートナーはEU、ASEAN、アメリカであり、同市の輸出入総額の42.5%を占めている。EUとの輸出入額が同比9.9%減の2541億7000万元(約5兆5000億円)、アメリカが同比3.2%減の1526億6000万元(約3兆3000億円)だったが、ASEANとの輸出入額は2.5%増の1831億7000万元(約3兆9700億円)で、ことし第1四半期の2.5%減少から増加に転じた。
品目別にみると、輸出では船舶が比較的大きな割合を占めた。船舶は同比87.6%増の196億元(約4240億円)を記録した。その他、自動データ処理機械及び付属品も同比16.3%増の453億5000万元(約9820億円)に達した。輸入では、集積回路(IC)メモリ部品、フラットパネルディスプレイモジュールの合計輸入額が994億9000万元(約2兆1500億円)で、同比13%の増加となった。砂鉄及びその精鉱の輸入は同比22.8%増の577億1000万元(約1兆2500億円)だった。
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