韓国で少子高齢化が進んでいる=(聯合ニュースTV)
韓国で少子高齢化が進んでいる=(聯合ニュースTV)
【世宗聯合ニュース】2045年から韓国の全ての広域自治体(17市・道)で死亡数が出生数を上回る人口の自然減となる見通しだ。その結果、52年には釜山市、蔚山市、慶尚南道、大邱市の人口が22年に比べ20%以上減少すると予想される。

 韓国統計庁は28日、「将来人口推計 市・道編:2022~2052年」を発表した。最近までの市・道別の出生数、死亡数、人口移動の推移を反映し、市・道別の将来の人口を推計した。

 現在のような市・道別の人口変動の傾向が続けば、45年から17市・道の人口(中位推計)が自然減となる。17市・道のうち、昨年まで唯一自然増だった世宗市の人口も自然減に転じることを意味する。

 世宗市の出生数は52年まで3000~4000人台で推移するが、死亡数は22年の2000人から52年は5000人に増加すると予想される。

 市・道別の人口移動までを考慮すると、世宗市を除く16市・道で39年から総人口が減少し始める。その結果、22年に比べ52年にはソウル市(149万人減)、慶尚北道(46万人減)、全羅北道(33万人減)、光州市(29万人減)、全羅南道(28万人減)など15市・道の総人口が減少する。特に釜山市は22年の330万人から52年は245万人と85万人減少(25.8%減)する。蔚山市(25.7%減)、大邱市(24.3%減)、慶尚南道(21.0%減)も20%以上減少すると予想される。世宗市(41.1%増)と京畿道(0.9%増)は増加が見込まれる。


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