ブルーMテックの実績の推移。朱色が売上高、青が営業利益。単位は億ウォン
ブルーMテックの実績の推移。朱色が売上高、青が営業利益。単位は億ウォン
医薬品電子商取引(EC)企業のブルーMテックは、2023年の売上高が前年同期比約48%増の1139億ウォン(約131億4969万円)、営業利益が同約44%増の13億ウォン(約1億5008万円)を記録した。2023年12月には、成長性が見込まれる赤字企業が、新興企業向けコスダック市場に上場できるようにする「テスラ要件」で上場を果たしている。

同社の中核事業は、2018年にサービスを開始した、医薬品を直接取引できる韓国の業界では初の医薬品流通プラットフォーム「ブルー・ファーム・コリア」だ。

同プラットフォームは、製薬会社と病院、薬局間で行う従来の取引を、オンラインで直接取引できるようにしたシステムという点が大きな特徴となる。同プラットフォームで2023年1~6月期に取り扱った製品の数は7万8900個、サービス利用登録をする病院数は2万7400、実際に利用する医療機関は月平均8000に達した。

同社はことし、プラットフォームに人工知能(AI)エンジンを導入し、同プラットフォームへの登録企業のケアサービスや広告で売り上げを引き上げる計画だ。

同社は「ことしも計画通りに事業を進め、実績改善傾向を維持していく」と述べている。

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