同博覧会は全羅南道教育庁と教育部、全羅南道、慶尚北道教育庁が共催し、6月2日まで開催される。
この日の開会式には李周浩(イ・ジュホ)社会副首相兼教育部長官、金瑛録(キム・ヨンロク)全羅南道知事、金大中(キム・デジュン)全羅南道教育監(教育庁トップ)など約900人が出席した。
李長官は「今回の行事は地域中心の教育改革モデルを世界と共有する場として意味がある」として、今後も地域に対する多様な政策的支援を続けると約束した。
金知事は「多文化家庭(国際結婚家庭など)や農村・漁村の小規模校が多い全羅南道の地域特性を生かし、多様な形の未来教育が行われることに期待する」と述べた。
金教育監は「時代的課題である持続可能性に対する答えを見つけるため、地域を中心とする共生のグローカル教育を展開する」と強調した。
博覧会は「共生の教育、持続可能な未来」をテーマに、未来教育カンファレンス、グローカル未来教室、未来教育展示、文化芸術交流、未来教育フェスティバルの五つの分野でさまざまなプログラムが行われる。
2030年の未来授業として全羅南道の教師約400人が開発した模擬授業が行われ、22カ国・地域の未来教育モデルも紹介される。
この日は開会式に続き、「これからの『正義』の話をしよう――いまを生き延びるための哲学」などの著書で知られるハーバード大のマイケル・サンデル教授の基調講演と開幕特別公演「エデュドリームK―POPコンサート」が開催された。
博覧会の詳しい情報はホームページ(kglocaledu.com)で確認できる。
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