韓米日会談では、軍事偵察衛星や弾道ミサイル発射など軍事挑発を続ける北朝鮮に対する認識を共有し、韓米日の安全保障協力の強化を話し合う見通しだ。3カ国は北朝鮮のミサイル情報を即時共有する仕組みを昨年12月から稼働しており、その成果も評価すると予想される。
韓米会談では、北朝鮮の核による威嚇に対抗するため米国が韓国に提供する拡大抑止の強化策などを議論するとみられる。米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を通じた先端技術分野の協力が取り上げられるかも関心が集まる。米国は韓国の参加を考慮するとの立場を示してきた。
韓日会談が開かれる可能性も高いとされる。両国が会談する場合、2018年12月に起きた自衛隊哨戒機を巡るレーダー照射問題を取り上げることが予想される。双方の主張は食い違ったままで、これが国防交流の拡大を妨げていると指摘されており、解決に向けた議論が行われるかが焦点となる。
また申氏はインドネシア次期大統領のプラボウォ国防相のほか、カナダ、フランス、フィリピンとも2国間で会談し、国防・防衛産業協力を話し合う計画だ。また、中国との会談が開催されるかどうか、関心が集まっている。
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