中国東方航空、国産大型旅客機「C919」6機目を受領=中国報道
中国東方航空、国産大型旅客機「C919」6機目を受領=中国報道
中国東方航空は、国産大型旅客機「C919」の商用運航スタートから1年を迎えた5月27日、同社6機目となるC919(機体記号:B-919G)を受領した。同社は2021年にC919を5機注文し、2023年9月に100機を追加注文している。今回受領した6号機は追加注文した100機のうちの最初の1機となる。

 C919は2023年5月28日から商業運航を開始。東方航空の5機のC919はことし5月27日までに上海・虹橋と成都・天府、北京・大興、西安・咸陽を結ぶ3つの路線で、累計2181便が運航された。商業運航の合計飛行時間は6000時間を越え、約30万人の旅客を輸送した。

 C919の運航と技術的状態はいずれも正常で、安全飛行の実績を積んでいる。1日あたりの利用率などの指標も着実に向上しており、総合的な運航能力が全面的に検証された。

 ことし6月1日には、C919を使ったチャーター機が香港から上海まで運航される。このチャーター便には上海で行われる交流イベントに参加する香港の大学生が搭乗する。C919が中国本土以外で商業運航されるのは初となる。
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