韓国軍合同参謀本部はこの日「韓国軍は午前6時14分ごろ、北朝鮮の順安付近から日本海上に発射された短距離弾道ミサイルと推定される飛行体10発を捉えた」と明らかにした。これらのミサイルは約350キロメートル飛行後、日本海上に落下したことが把握された。
続いて「韓国軍は追加発射に備えて監視および警戒を強化した中、日米当局と北朝鮮の弾道ミサイル関連情報を緊密に共有し、万全の警戒態勢を維持している」と伝えた。
特に「北朝鮮のミサイル発射は、朝鮮半島の平和と安定を深刻に脅かす明白な挑発行為」と糾弾し、「韓国軍は堅固な米韓連合防衛態勢の下、北朝鮮の多様な活動に対して注視しながら、どんな挑発にも圧倒的に対応できる能力と態勢を維持する」と明らかにした。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は17日、飛行距離300キロの短距離1発に続き13日ぶりだ。今月27日夜、軍事偵察衛星を載せた発射体を撃ち、空中爆発で失敗してから3日ぶりの弾道ミサイル発射である。
特に北朝鮮は28日の夜から汚物を積んだ風船を飛ばすなど、最近様々な手段を利用し挑発を続けている。韓国軍合同参謀本部によると「汚物風船」は260余りに達した。
これについて北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)副部長は、前日の夜談話を通じて、対韓国の汚物風船が「人民の表現の自由」とし、(ビラ)散布を抑止するのに限界があるので、「韓国政府に丁寧に了解を求めている」とした。韓国政府が対北朝鮮のビラが表現の自由であるとし、禁止することができないと言ったことを皮肉り、北朝鮮もこれに対応して「韓国国民の知る権利の保障」のために汚物風船を飛ばしたという主旨だ。
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