合同参謀本部はこの日、記者たちに「汚物風船が飛んでくればメディアにも公示し、関連機関と協力して最優先に国民への安全措置をとっていく」とし「安全メールは自治体と発送することを協議する」と説明した。
つづけて「北朝鮮の汚物風船が飛んできた場合、国民は落下物に注意し、汚物風船を発見した際には触ることなく通報してほしい」と求めた。
“北朝鮮が低強度のハイブリッド戦を繰り広げているのに、韓国軍の対応はあまりにも生ぬるいのではないか”という指摘に、合同参謀本部は「汚物風船の場合、非常に低レベルな行動であるため、われわれが同じように対応するのは望ましくない」とし「南(韓国)側でもめ事が起きるようにして『南南葛藤』(韓国内部の対立)を煽(あお)り、混乱を起こそうとする意図に巻き込まれるおそれがあることから、毅然として対処している」と答えた。
一方、北朝鮮はGPS電波妨害行為も続けていることが確認された。
合同参謀本部の関係者は「きょうの午前も、西北島しょ地域にGPS電波妨害の試みがあった」とし「現在、軍の作戦に制限はない状態で、民間の商用GPS使用には多少の障害があり得るため、関係機関と協議し対処している」と説明した。
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