外国人の顧客は増えたが…免税店の表情は依然として「暗い」=韓国
外国人の顧客は増えたが…免税店の表情は依然として「暗い」=韓国
免税店を訪れる外国人は増えたが、免税業界の表情は依然として「暗い」。1人あたりの購入額が1年前より減っているためだ。このような長引く不況に、希望退職を検討している免税店もあるという。

31日、韓国免税店協会によると、先月に韓国の免税店を訪れた外国人は80万人で、1年前(44万人)に比べ81.6%増加した。

外国人による総売上高は9654億ウォン(約1094億円)から9950億ウォン(約1127億円)と3.1%増加したが、1人あたりの購入額は220万ウォン(約25万円)から125万ウォン(約14万円)と半分ちかく減少した。

業界は「中国現地の消費沈滞により中国人たちの購買力が低下し、団体観光客が回復していないことが背景にある」とみている。

一方、収益性の低下に「非常経営体制」を宣言した所もある。ロッテ免税店は現在、「希望退職」など段階的な人員構造調整を論議している。

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