ソウル中央地裁は前日、ADORの経営権などを巡りHYBEと対立しているミン氏がHYBEを相手取り、臨時株主総会で自らの代表取締役解任案の議決権を行使できないよう求めた仮処分申請を認めた。これにより、ミン氏は解任の危機を脱した。
ミン氏が記者会見を開くのはHYBEとの対立が表面化してから2回目で、先月25日以来約1カ月ぶり。
会見でミン氏は、「他のボーイズグループが5年や7年で出した成果を私は2年で出した」として「そのような成果を出した子会社の社長に裏切りという単語を使うことができるのか」と強調した。
また、「誰のための紛争なのかも分からないし、何を得るための紛争なのか分からない」として、大義的に何が実益かを考えるべきだと述べた。
先月の会見では固い表情で疲れた様子を隠さなかったミン氏は、この日は笑みを浮かべた明るい顔で登場。「個人的にぬれぎぬを晴らしたのですっきりした」と心境を明らかにした一方、「まだ越えなければならない山が多い」とも語った。
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