LSエコエナジーがレアアースと海底ケーブルに注力、海外との提携も推進=韓国
LSエコエナジーがレアアースと海底ケーブルに注力、海外との提携も推進=韓国
韓国電線大手LS電線の子会社LSエコエナジー(旧LS電線アジア)がこのほど、中長期成長戦略を発表した。従来の電力、通信ケーブル事業と共に、新事業の海底ケーブルとレアアース事業を3大主力事業とすることを明らかにした。3大事業を通じた同社全体の売上高を、2023年の7000億ウォン(約797億3658万円)から、2030年には1兆8000億ウォン(約2049億8839万円)へと2.5倍に育成する目標を掲げている。

同社はレアアースの埋蔵量が中国に次ぎ世界2位とされるベトナムからレアアース酸化物を輸入し、韓国内で永久磁石に加工する事業を行う。このため1月にはベトナムの鉱山事業者フンティン・チタニウムと、レアアース酸化物購入契約を締結。2024年には200トン、2025年から500トン以上の供給を受けることを目標に据える。

韓国内では永久磁石の製造を手掛けるドイツのVACマグネティックと合弁会社を設立し現在、永久磁石工場を建設している。2027年から年約1000トンを供給する計画だ。

一方、海底ケーブルでは北米やベトナム、欧州への進出を検討する。最近では米国に、海底ケーブル事業を行う子会社LSグリーンリンクを設立した。同社は海底ケーブル事業で、2030年に3671億ウォン(約418億3557万円)の売り上げを見込む。



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