今回の会談を機に、両首脳は1962年の国交正常化以来、持続的に発展してきた両国の協力関係を経済、農業、教育などの分野を中心にさらに強化していくことで一致した。尹大統領は「諸般の分野で両国間の協力強化が韓国の発展モデルを参考にして樹立されたシエラレオネの中期国家発展計画(2024~2030)の履行に寄与することを願う」と述べた。
さらに、両首脳は今回締結された貿易投資促進フレームワーク(TIPF)を基盤に交易品目が多角化され、互恵的な投資協力が増進されることを期待すると述べた。また、シエラレオネが昨年10月、‘K-ライスベルト事業’に参加したことを歓迎し、農業分野での両国間協力もさらに拡大していくことにした。
ビオ大統領は韓国がこれまで教育、保健など、様々な分野での開発協力事業を通じてシエラレオネの経済社会発展に寄与してくれたことに感謝の意を表した。さらに、両国の未来世代間交流が引き続き拡大することを希望すると伝えた。
両首脳は、今年から来年までの2年間、安保理非常任理事国として一緒に活動している両国が、自由、民主主義など共同の価値守護のために、国際舞台でも緊密に協力していくことを望むと述べた。特に、両首脳は北朝鮮の持続的な挑発に憂慮を示し、安保理の対北朝鮮制裁を徹底的に履行する必要性に共感したと大統領室はこの日明らかにした。
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