空港スタッフが「受託手荷物」を盗む…ブランドバッグに手を出し「実刑」=韓国
空港スタッフが「受託手荷物」を盗む…ブランドバッグに手を出し「実刑」=韓国
韓国の空港で、乗客の預けた手荷物を盗んでいたスタッフが実刑の宣告を受けた。

インチョン(仁川)地裁は最近、窃盗の容疑で起訴されたA(43歳)に、懲役1年6か月を宣告した。

被告Aは仁川国際空港で、2021年11月から昨年10月まで206回にわたり、乗客の高価な受託(預け)手荷物を盗んだ容疑を受けている。

被告Aは2011年から韓国航空社の下請け会社の職員として勤務し、乗客の預けた手荷物を航空機の貨物室に運ぶ作業をしていた。6人がチームとなって作業する中、他の職員が席を外したすきをみて犯行に及んだという。

被告Aは疑われないよう、乗客の手荷物を1~2点ずつ盗んでいた。海外旅行の特性上「この程度は旅行地で無くすこともある」と乗客が考え届け出ない場合が多いという点を狙ったものだ。また、勤務場所には監視カメラ(CCTV)がないという点も悪用した。

このような方法で被告Aが盗んだ金品は約3億6000万ウォン(約4088万円)相当にのぼったことがわかった。

しかし、ある乗客が「4000万ウォン(約454万円)のエルメスのバッグが無くなった」と届け出たことから、被告Aは警察に逮捕された。

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