イ弁護士は31日、自身のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「ほのかに笑っている理由は、勝つと分かっていたから」とし、このように記した。彼女はミン代表が先月25日に緊急記者会見を開いた際、自分が横で笑っている写真も一緒に投稿した。
先立ってソウル中央地裁民事合議50部(裁判長:キム・サンフン)は、ミン代表がHYBEを相手取って提出した議決権行使禁止仮処分申請を30日に認めた。
これにより、ミン代表は代表職を維持することができるが、31日にソウル某所で開催されたADOR臨時株主総会では、ADORの社内取締役としてハイブ側が推薦したキム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)、イ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)、イ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)が選任された。ミン代表側の人物であるシン副代表とキム取締役は解任された。
これについてイ弁護士は、この日午後2時30分、ソウル市中区プレスセンターメファホールで行われたADOR臨時株主総会関連の立場表明記者会見で「(HYBE側の)別途の立場表明や対話はなかった」とし、「(新たに選任された取締役3人に関して)就任承諾手続きを控えているが、まだ連絡を受けていない」と説明した。
続けて、この日の臨時株主総会は5分ほど進行され、「各議案に対する討論内容もほとんどなかった」と付け加えた。
さらにイ弁護士は「3週間の裁判が進行される間、激しく争った」とし、「(HYBE側が)解任理由として言及したことはすべて却下された」と強調した。続けて「(今日、選任された)取締役らにミン代表を解任するための行為をしないよう、HYBEが適切な措置を取るべきだと思う」と付け加えた。
今回の対立は先月22日、ミン代表がADOR経営権を奪取しようとする計画を立てているため、監査に着手するとHYBE側が発表して知られることとなった。これに対しミン代表は自分を取り巻く「経営権奪取試み」疑惑に反論し、HYBE側と法的争いを繰り広げた。
その後、ミン代表は31日のADOR臨時株主総会で議案として上がる自分の解任案について、HYBEが賛成議決権を行使できないようにしてほしいと7日に裁判所に仮処分申請を出し、裁判所は臨時株主総会の前日にこれを認めた。
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