ユナ(少女時代)、警護員のせいで「人種差別疑惑」…「カンヌ国際映画祭」10万ユーロ損害賠償訴訟
ユナ(少女時代)、警護員のせいで「人種差別疑惑」…「カンヌ国際映画祭」10万ユーロ損害賠償訴訟
ユナだけが経験したことではなかった。

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先月末に閉幕した第77回カンヌ国際映画祭が、有色人種の参加者に過度な人種差別的な態度を見せたある警護員によって訴訟戦に巻き込まれた。この警護員は最近、グループ「少女時代」のメンバー兼女優として活動しているユナに人種差別的な態度を見せ、ネットユーザーのひんしゅくを買った張本人だった。

31日(現地時間)、英BBCなど外信の報道によると、ウクライナ出身のモデルでファッションテレビの司会者であるサワ・ポンティイスカは最近、カンヌ国際映画祭事務局を相手取って訴訟を起こした。 サワ・ポンティイスカは、このボディーガードによってレッドカーペットで乱暴に止められたと主張した。 彼女は「乱暴に立ちはだかった警護員に身体的暴行を受け精神的被害に遭い、私の評判も毀損された」として主催側に10万ユーロ(約1千676万円)の損害賠償請求訴訟を提起した。 また、自身のSNSに「弁護士を探す」という映像をアップロードしたりもした。

彼女が主張した乱暴警護事件は先月21日、サワ・ポンティイスカがカンヌ映画祭が開かれたフランスのカンヌ・リュミエール大劇場入口のレッドカーペット行事で取材陣に向かってポーズを取っている途中に起きた。 ある警護員が彼女を制止して急いで劇場の中に入場させようとし、この過程でポンティイスカが抵抗すると、該当警護員が彼女の腰を抱いて腕力で引き入れようとする場面が捉えられたのだ。 ポンティイスカはこの過程で体を揺らして席に座り込んだりもした。 実際、該当場面を撮影した目撃映像がエックス(旧ツイッター)などSNS上で1600万ビュー以上照会され、論難および話題を呼び起こした。 ポンティイスカは「主催側に連絡して謝罪を要請したが、応答を受けることができなかった」と訴訟の趣旨を説明した。

訴訟を起こした問題の警護員は先月19日、ユナがカンヌ国際映画祭レッドカーペットイベントに参加した当時、彼女を過度に防ぎ、人種差別論難を起こした当事者だ。 また、この警護員はユナの他にも、米国ガールズグループのデスティニーチャイルド出身のケリー・ローランド、ドミニカ出身の女優マシエル・タベラスなどとも摩擦を起こした。 過度な制裁を受けた参加者が皆有色人種という点が人種差別論難につながった。 実際、ケリー・ローランドは「レッドカーペットには私と似ていない(白人)女性たちも参加したが、彼女らは(該当警護員に)叱られたり、押し出されたり、立ち去れと言われたことはない」と不快感を示した。

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