消防庁は、国民の生命と財産保護のために犠牲となり献身した殉職消防公務員に対する礼遇を強化し、遺族の生活安定と福祉向上のために「殉職消防公務員礼遇および遺族支援規定」を制定・発令したと2日明らかにした。

これに先立ち消防庁は殉職者および遺族に対する体系的かつ総合的な支援方案の準備のため訓令である「殉職消防公務員礼遇および遺族支援規定」制定に着手し、去る3月から意見照会、不正影響評価、規制審査などを経て先月23日に訓令を発令した。

訓令は18の条文で構成されている。まず訓令は殉職者の礼遇と追とう文化造成のために国立墓地参拝および追とう行事、消防忠霊塔の設置・維持、位牌奉安などの内容を盛り込んだ。遺族支援部門では教育・心理治癒・就職・生計安定化・自助会の運営支援および現在施行中の殉職日の遺族慰問を含んだ。

また、遺族支援を拡大するために民間と協力し、正しい寄付文化の造成および協力関係維持のためにイベント招待、表彰授与など参加機関に対する優遇事項も訓令に盛り込んだ。

消防庁は昨年11月9日第61周年消防の日記念式でユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が約束した「殉職消防公務員の礼遇よび遺族支援強化」と「制服英雄が尊敬される国」造成のため中央だけでなく市道本部を含む全ての消防機関が殉職消防公務員に対する礼遇と遺族支援を拡大していけるように最善を尽くす方針だ。
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