また、「汚物風船や全地球測位システム(GPS)利用を妨害するための電波発信は正常な国としては想像できない低劣な挑発」と批判した。
大統領室の高官は、耐え難い措置について「拡声器による対北放送の再開も排除しない。そのための必要な手続きは当然取る」と話した。
北朝鮮は1日午後8時から汚物をぶら下げた風船を飛ばし、2日午前現在、ソウルや近郊の京畿道地域で約600個の風船が見つかった。先月28~29日にも風船約260個を韓国に飛ばしており、合計約900個の風船が発見されている。
韓国政府は先月31日、北朝鮮の挑発に遺憾を表明し、「(挑発を)止めなければ、耐えられないようなあらゆる措置を取る」と警告している。
しかし、北朝鮮が韓国の警告をよそに再び汚物風船を飛ばしたため、韓国は最前線の北朝鮮軍兵士に与える心理的影響が大きいとされる拡声器による対北朝鮮放送の再開を検討しているとされる。
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