大型スーパー「ホームプラス」の売却が進行中、まずは中型「エクスプレス」から=韓国
大型スーパー「ホームプラス」の売却が進行中、まずは中型「エクスプレス」から=韓国
大型スーパーマーケットのホームプラスと、同社の持ち分100%を保有する私募ファンドのMBKパートナーズ(以下、MBK)が、米国の金融大手モルガンスタンレーを主管社とし、中型スーパー「ホームプラス・エクスプレス」の売却を進めていることが明らかになった。

業界では今回の売却が、ホームプラス全体の売却の第一歩になるとみている。2015年、英同業のテスコから7兆2000億ウォン(約8195億9976万円)でホームプラスを買収したMBKは2025年、投資満期の10年を迎える。そのため2024年が、投資の適期とみられている。

業界の関係者は「7兆ウォン(約7969億円)台でホームプラスを売却することは、現実的に難しい。すでに不動産価値が高いハイパーマーケットは、売却や現金化を進めている状況。ホームプラスが保有する資産のなかでも、現金創出能力が高いのが『エクスプレス』」と説明した。

「ホームプラス・エクスプレス」は、ホームプラスの経営実績改善に大きく寄与している。2023年3月~2024年2月の売上高は6%増加した。

業界の関係者は「まずは資金を稼げる『エクスプレス』から売りに出し、不動産価値の高い店舗は閉店・売却すると同時に、事業が好調の店舗のみを売却する方式を選択するだろう」と予想した。

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