秋慶鎬、国民の力院内代表
秋慶鎬、国民の力院内代表
チュ・ギョンホ(秋慶鎬)国民の力(与党)院内代表は5日、与野党協議なしに本会議を開いた共に民主党に対し「前回の総選挙で国民の力を支持してくれた45.1%の民心を尊重せずに踏みにじり、あざ笑っている」と批判した。

秋院内代表はこの日の午後、国民の力が不参加の中、野党陣営が主導して開かれた22代国会の初本会議の議事進行発言で「国民の力は与野党の合意によって本日が公式開院日になって議長団を選出し、院内構成がなされることを願った。しかし、そのようにはならず、与党の院内代表として非常に遺憾に思う」と述べた。

秋院内代表は「本会議が開かれたというが、与野党間の議事日程の合意がなかったため、本会議は成立することもできず、適法でもないという点を明確に申し上げる」として、今回の本会議の問題点を指摘した。続いて「初めての国会集会日が本日、議事日程の合意なしに一方的に進行されている。巨大野党は力ずくで無茶苦茶に国会を引っ張っていく」と述べた。

また「国会法には6月5日に初本会議を開き、議長団を選出するとなっているが、この条項は与野党が協議し、議事日程に合意して会議を開催せよという条項である。そのため、これまで与野党が激しい協議過程を経て院の構成交渉を終えた」と述べた。

秋院内代表は「共に民主党は法のとおりにしようと叫ぶが、実は多数の力で本日、会議を開いている」として、18代国会の前身であるハンナラ党が153議席で単独過半数を占めたにもかかわらず、与野党合意で議長団を選出した事例を言及した。

さらに「巨大野党は総選挙の民意に従わなければならないとして一方的な独走を強行するが、それは総選挙の民意を誤導することに過ぎない。総選挙の民意は協調の復元だ」と述べた。

秋院内代表は「少数党に対する尊重なしに多数決の原理は作動しない。これが国会の慣例であり、歴史である。憲政史を振り返ってみると永遠な与党も多数党もなかった」と強調した。そして「院構成から力の論理が支配するなら、与野党の協調は存立根拠を失う。国民の力はいくらでも協力し、力を合わせる準備ができている」と訴えた。

なお、国民の力の所属議員108人はこの日、本会議場前の国会ロテンダーホールで糾弾大会を開き、共に民主党に「議会独走を中断せよ」と促した。

ペ・ジュニョン院内首席副代表は「22代国会の初本会議さえ議事日程が合意せず、共に民主党が一方的に強行開催して、立法府の長として国会を代表する国会議長の選出選挙さえ共に民主党議員総会に転落した」と批判した。
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