左から韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相(資料写真)=(聯合ニュース)
左から韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領、米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓米日3カ国は6日、米サンディエゴで安全保障担当高官による4回目の「経済安全保障対話」を開き、サプライチェーン(供給網)分野で安保当局間の早期警戒システム(EWS)の連携が実を結んだと評価し、重要鉱物分野での共同投資を模索していくことを確認した。韓国大統領室が明らかにした。

 会議には韓国から国家安保室の王允鍾(ワン・ユンジョン)第3次長(経済安保担当)が、米国から国家安全保障会議(NSC)のチャブラ上級部長(技術・国家安全保障担当)が、日本から国家安全保障局の高村泰夫内閣審議官が出席し、サプライチェーンや新興技術、デジタル、インフラセキュリティーの4分野の協力強化について話し合った。

 新興技術分野では各国が共同研究課題を提案し、4月に発足した3カ国の技術保護ネットワークを中心に当局間の情報共有など、協力を強化していくことを申し合わせた。

 デジタル分野では先月、ソウルで国際会議「AIサミット」が開催されたことを歓迎し、同会議で合意に至ったAIの安全・革新・包容の原則を反映したAIガバナンスを策定するための方策を協議していくことを確認した。

 また、3カ国は各国のデータセキュリティーに関する問題と対応策を共有し、重要インフラのセキュリティー政策を推進する過程でも積極的に協力していくことで一致した。

 次回会議は今年下半期に開くことを確認した。


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