5日、世界気象機関(WMO)が発表した「全地球1年~20年気候アップデート(GADCU)報告書」の概要によると、2024~2028年までの毎年全地球指標付近の温度は、産業化以前(1850~1900年)基準より1.1~1.9℃高いと予想された。
2028年までに少なくとも現時点で最も暖かい年であった2023年を抜いて、新しい温度記録を立てる可能性は86%に達すると見通された。
さらに2024~2028年の5年間で、地球の平均気温が産業化以前より1.5度を高くなる可能性は47%で、前年の報告書(2023~2027年期間)の32%より増加したことが分かった。今後5年で1.5度高くなる可能性は80%で、可能性が0に近かった2015年から着実に増加した。
昨年、強力なエルニーニョ現象で地球の温度が上昇したが、報告書はラニーニャが発生し、短期的には熱帯太平洋がより涼しい状態に戻ると予測した。
これと関連して、今後5年間の地球の温度が高くなるのは、温室効果ガスによる持続的な温暖化を反映したためだと説明した。
今回の報告書はWMOの気候予測先導センターである英国気象庁が毎年作成するもので、WMOが指定した全地球生産センターと他の寄与センターでの予測を総合して作成される。
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