6日警察庁の青少年保護活動プラットフォーム「ユースポルネット」の統計によると、昨年の警察による校内暴力検挙者数は1万5438人で、過去5年間で最多の数値を記録した。また、2022年の校内暴力検挙者数が1万4432人だったのに比べ7.0%増加したと確認された。
校内暴力の検挙者数は2018年の1万3367人から2019年には1万3584人に増加し、2020年には1万1331人に減少した。2021年には1万1968人に再び増加し、新型コロナウイルス流行による非対面授業が終了した2022年には1万4432人に増加した。
校内暴力で検挙された人の犯罪類型を分類すると、昨年基準では「暴行・傷害」が7549人で最も多かった。次いで、「性的暴行」25.1%(3871人)、「その他(逮捕・監禁、脅迫、略取誘引など)」8.2%(1272人)、「金品強奪」8.2%(1260人)、「侮辱・名誉毀損(きそん)」6.6%(1023人)、「強要」1.6%(241人)、「財物損壊」1.4%(222人)の順だった。
2022年と比べると、「強要」を除く全ての犯罪類型で検挙人数が増加したことが確認された。そのうち「金品強奪」と「財物損壊」はそれぞれ16.3%、31.4%と増加幅が大きかった。
全体の検挙者を学齢別に分けると、「中学生」が5005人(32.4%)で最も多く、次いで「その他(学校外)」4915人(31.8%)、「高校生」3815人(24.7%)の順だった。「小学生」は1703人(11.0%)で初めて2桁を記録した。
昨年警察に検挙された犯罪少年は6万6642で2022年(6万1220人)より8.9%増加した。このうち555人(0.8%)が拘束され、5万4978人(82.5%)は拘束されなかった。また、1万1109人(16.7%)は少年部に送致され、「参考人中止」などの処分を受けた。
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