ことしの端午節旅行は「高速鉄道2時間圏内」が主流＝中国報道

中国の民泊仲介サイト「小猪（Xiaozhu)」が5日、「端午節連休の民泊予約データ報告書」を公開した。

　発表された内容によると、端午節の連休期間（6月8日～10日）、サイト上の人気観光都市の宿泊施設予約数が前年同期比54％の増加となった。重慶、青島、秦皇島（しんこうとう）、成都、長沙（ちょうさ）、威海（いかい）、天津、上海、西安などの観光スポットが人気を集めている。

　データによると、同期間は「高速鉄道2時間圏内旅行」が主流となっており、短距離での旅行を計画している人は全体の6割を越えた。河北省の唐山（とうざん）、石家荘（せっかそう）、山西省の大同（だいどう）、江蘇（こうそ）省の徐州（じょしゅう）、山東省の泰安（たいあん）などの宿泊施設予約数が急速に伸びている。特に、唐山市内の宿泊施設の予約数は前年同時期より2.7倍に増加した。

　また、「小猪」は「ことしの端午節の旅行は『ペット同伴』が新たなキーワード」と明かした。同サイトではペット同伴可能な宿泊施設の検索回数が昨年の3倍以上となっている。