仏ポンピドゥ・センターのソウル分館設立へ、ハンファ系列会社やオーナー一族が相次ぎ寄付=韓国
仏ポンピドゥ・センターのソウル分館設立へ、ハンファ系列会社やオーナー一族が相次ぎ寄付=韓国
ハンファのグループ会社が昨今、フランスのパリにある文化施設ポンピドゥ・センターのソウル分館を設立し、運営まで担当するハンファ文化財団に相次ぎ贈与を行っている。ハンファエアロスペースとハンファソリューションは5月にそれぞれ120億ウォン(約13億7138万円)、ハンファシステムは64億ウォン(約73億1613万円)の贈与計画を発表した。

このほかハンファグループのキム・スンヨン(金升淵)会長は、グループ企業M2Nの株式約9億2000万ウォン(約1億円)分と、4200万ウォン(約480万円)分の土地を寄付。現金では金会長が3億2000万ウォン(約3657万円)を、またハンファグループのキム・ドングァン副会長をはじめとした同グループオーナー一族の3兄弟が、それぞれ約2億1300万ウォン(約2433万円)を寄付した。

これに先立ち同グループは2018年からポンピドゥ・センターの誘致を行ってきた。2024年3月、「ポンピドゥ・センター・ハンファ・ソウル」(仮称)の運営に合意する覚書(MOU)を締結。ソウル市のランドマーク「63スクエア」にある水族館「アクアプラネット63」の営業を6月中に終了し、ここにポンピドゥ・センターを開設する予定だ。


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