8日の土曜日、韓国各地でユン・ソギョル(尹錫悦)大統領を糾弾する集会が開かれる。共に民主党は、殉職したチェ上等兵の故郷チョルラブクト(全羅北道)ナムウォン(南原)市をはじめ、地域ごとに国民集会を開催する。

民主党は8日の午後4時、チョンブク(全北)大学の旧正門前で「尹錫悦政権糾弾および海兵隊員特検法を貫徹するための全羅北道道民大会」を開く。この日の大会には全羅北道地域の国会議員を含め、約2000人が参加するものとみられる。

今回の全羅北道道民大会は、尹大統領の拒否権行使を批判し、第22代国会でチェ上等兵特検法を通過させるためのものとみられている。先月21日に尹大統領はチェ上等兵特検法に対して拒否権を行使した。共に民主党は先月28日に開かれた国会本会議でチェ上等兵特検法の再議を要求する案を提出したが、否決されていた。

共に民主党は5月25日と6月1日にソウル駅付近で対国民集会を開き、チェ上等兵特検法に対して拒否権を行使した尹大統領を糾弾した。共に民主党のイ·ジェミョン(李在明)代表は「もう国会だけで戦うことは難しい。国会の中と外で共に戦う」と述べ、「共に民主党は迷わず迅速で強力に国民に与えられた権力を行使する」と強調した。

共に民主党は全羅北道圏での国民集会をはじめとして全国で地域ごとに国民集会を開く予定で、6月の第2週または第3週中に共に民主党の議員171人が参加する大規模な行進を行う計画だ。

この日、ソウルでは政治団体「ろうそく行動」がシチョン(市庁)駅前で第93回ろうそく大行進を行い、尹大統領の退陣を求める予定だ。ろうそく行動は「尹錫悦退陣、キム・ゴニ特検法可決」を掲げ、毎週土曜日にろうそく集会を行っている。この日の集会行進は市庁駅からソウル市庁、チョンゲチョン(清渓川)、チョンガク(鍾閣)駅、セジョンデロ(世宗大路)交差点、クァンファムン(光化門)の順に行われる予定だ。
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