サムスン電子の役員が相次ぎ自社株購入、下半期は株価8万ウォン超を見据える=韓国
サムスン電子の役員が相次ぎ自社株購入、下半期は株価8万ウォン超を見据える=韓国
韓国金融監督院によると、サムスン電子のパク・ハッキュ(朴学圭)経営支援室長兼社長は3日、同社の普通株5500株を、1株当たり7万3700ウォン(約8386円)で購入した。これにより朴社長が保有する普通株は2万8000株へと増加した。

同日、ノ・テムン(盧泰文)同社MX事業部長兼社長は、同社の普通株500株を1株当たり7万3500ウォン(約8363円)で購入。保有株式を1万8000株とした。

このほかキム・ドンウク財経チーム副社長が5日に2000株を、またサムスンリサーチのチョン・ジェウク・グローバルAIセンター副社長が1330株などを、それぞれ購入している。

6月に入り6人の役員が自社株を購入したが、これは多少異例のことといえる。6人が購入した株式の規模は合計1万5490株、11億4908万ウォン(約1億6964万円)に達する。

会社の経営状況を熟知する役員たちによるこうした動きは、経営と株価維持への意思を市場に伝えているとみられる。2024年に入りサムスン電子の株価は7万ウォン(約7949円)台から抜け出せずにいる。

ただし、こうした動きと共に米半導体大手エヌビディアに対する広帯域メモリー(HBM)納品への期待感もあり、同社は株価5.17%上昇し8万ウォン(約9085円)超えを狙うとされている。



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