「夜釣り」は電気自動車(EV)の充電スタンドを背景に、ミステリアスな事件と逆転劇を盛り込んだヒューマニズムスリラーだ。
主人公は「犯罪都市2」などに出演した、俳優のソン・ソックが務める。また2013年の「カンヌ国際映画祭」で「短編部門ゴールデンパーク賞」を韓国人として初めて受賞したムン・ビョンゴン監督が、11年ぶりにメガホンをとった。
ムン監督は同作品について「現代自動車から、車載カメラの目線で映画を製作してみようというユニークな提案を受けたことから始まった作品」と述べた。
「夜釣り」は「サラウンド・ビュー・モニター」(SVM)、デジタルサイドミラー(DSM)など、現代自動車のEV「アイオニック5」に搭載されたカメラの視線に沿ってストーリーが展開していく。ブラックボックスを見るかのように視野が制限されており、緊張感あふれるのが特徴だ。
同作品は、カナダで行われた「第28回ファンタジア国際映画祭」で国際短編コンペティションセクション部門の出品作品となり、1月には米国の「サンダンス映画祭」でも上映された。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101