高麗大学安岩病院で休憩している患者
高麗大学安岩病院で休憩している患者
コリョ(高麗)大学医学部の教授たちが大韓医師協会(医協)の全面休診に賛同することにした。

高麗大学アナム(安岩)病院、クロ(九老)病院、アンサン(安山)病院などが属する高麗大学医学部非常対策委員会は「6月10~11日の両日に投票を行った結果、高麗大学医療院の教授たちは18日の一斉休診に賛同する。90%以上の教授たちが今後の医協主導のもと、一体となって医療事態に対応しなければならないと意見を一致した」と明らかにした。

非常対策委員会は「医療事態で専攻医と学生たちが修練と学業現場を離れてから3か月が過ぎたが、政府は専攻医の7大要求案はもちろん、医学部学長団協議会、ハンリム(翰林)院の意見と全国医科大学教授非常対策委員会のいかなる仲裁案にも一歩も退かないという考えに固執し、医療界の意見を集団利己主義だとして世論を集めることだけに集中してきた」と指摘した。

続いて「ついに4日、保健福祉部長官は専攻医辞職禁止命令と業務開始命令撤回発表で専攻医の復帰を促す一方、未復帰および辞職する専攻医に対しては免許停止3か月を準備している」と述べた。

さらに「(医療界の休診決定は)政府の独断と非科学的な政策に医療界と医学部の教授たちがこれ以上できる手段のない状況で、政府と国民に訴える全医療界が結集した訴えだ」と付け加えた。

非常対策委員会は「後輩たちを守るため、ひいては次世代の健康権を守り、爆発的な医療負担を減らしていくために憲法が保障する職業選択の自由と集会結社の自由を守っていくために医療界が声を1つにし、正当な主張をすることであると明らかにする」と説明した。
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