2024年1～5月の中国鉄道固定資産投資は2284億7000万元＝中国報道

中国の国有鉄道会社である中国国家鉄道集団（国鉄集団）が11日、2024年1～5月の全国の鉄道に関する固定資産投資が前年同期比10.8％増の2284億7000万元（約4兆9500億円）に達したと発表した。現代的な鉄道インフラの構築が加速している。

ことしに入ってから、国鉄集団は施工を最適化、安全性と品質管理を強化して、質の高い鉄道建設を推し進めてきた。

5月には、内モンゴル自治区オルドス市と江西（こうせい）省吉安（きつあん）市を結ぶ浩吉鉄道（石炭輸送専用）、内モンゴル自治区包頭（ほうとう）市と陝西（せんせい）省西安市を結ぶ包西鉄道が開通した。

その他、浙江（せっこう）省杭州（こうしゅう）市と温州（おんしゅう）市を結ぶ高速鉄道で調整・試験を開始し、開通までのカウントダウンに入っている。

国鉄集団は高品質かつ効率的に鉄道建設を推し進め、経済の回復基調をより強固にするため、積極的に貢献していくとした。