韓国与党“国民の力”のアン・チョルス(安哲秀)議員は12日、ソウル市内のホテルで開かれた “未来リーダーズフォーラム”に出席し招請講演を通じて「科学技術の覇権を持った国家が世界を支配する」として、米中競争の中における「韓国の未来生存戦略」を提示した。
アン議員は「これまで外交・科学技術・経済・安保は互いに異なる分野であった。国会の常任委員会もみな別々だ」とし「しかし私がこの2年間、外交統一委員会で目撃したのは、いまやこれ以上この4つは別々ではなく、科学技術がすなわち外交であり経済だ」と語った。
つづけて「他国が追従できない最先端技術力を保有した国は、安保までも保障されている状況だ」とし「他国が保有できない最先端技術を保有することが、わが国の安保的観点からみても本当に必須であり唯一の生存戦略だ」と強調した。
アン議員は、世界ファウンドリ(半導体委託生産)1位企業“TSMC”のある台湾を、韓国における経済・外交・安保のモデルとして提示した。
アン議員は「20年前であったら、中国が台湾を侵攻したとしても米国が黙っている確率は高かっただろう」とし「しかし台湾は今、TSMCという世界で最も大きなファウンドリを持っている。もし中国が台湾に侵攻すれば、米国はあらゆる武器を動員して中国からの攻撃を防ぐだろう」と語った。
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