仁川国際空港内でテニス…カップルに批判殺到=韓国
仁川国際空港内でテニス…カップルに批判殺到=韓国
韓国インチョン(仁川)国際空港内で、一組のカップルがテニスをする姿が公開され、世論の批判を浴びている。

12日、「ボメドリーム」のインスタグラムに、ある男女が仁川国際空港内部に位置する出入口の前でテニスを楽しむ映像が上がった。

映像には白い帽子をかぶり白いトップスを着た女性が、黒い服を着た男性とテニスラケットを振り、ラリーする姿が盛り込まれた。彼らが積極的にステップを踏んでテニスをしている間、通行人はこれらの間を通り過ぎたりしていた。

ネットユーザーらは「お願いだから韓国人ではありませんように」、「何を思えばあのような行動がとれるのか」「人数が多ければ野球もする勢い」「空港関係者らは制止せず何をしているのか」など批判的なコメントが相次いだ。

議論が広がりを見せ、空港施設管理を担当する空港公社と空港秩序を維持しなければならない警察にも批判が相次いでいる。これらを抑止せずに傍観していたという理由だ。

この日ハンギョレによると、空港公社と警察側は互いに責任をなすりつけた。

仁川空港警察団は、仁川空港公社に一次的に行為を抑止する責任があると言う。空港警察団関係者は「該当する場所は仁川空港内施設だ。空港を運営するのは仁川空港公社で、まず彼らを抑止する責任がある」とし「このために空港で自主的に警備人材も採用するのではないか」と反論した。

一方仁川空港公社は、警察の責任だとしている。仁川空港公社関係者は「秩序維持権限は警察にある。空港公社で採用した警備人材は空港保安業務のためのものだ」と一蹴した。

これに空港警察は「空港公社がその利用客を制止したのに応じず(空港警察に)通報をしたのならば、われわれが出動できる」とし「しかし空港公社は当初彼らを発見すらできなかったのではないか」と反論した。

一方、カップルの行為を処罰できる可能性がある。空港施設法第56条では、施設を無断で占有する行為を禁止している。しかし、カップルの行為が「無断で占有する行為」に該当するかどうかは、その行為がどのくらいの時間続いていたかなど見てみる部分が多い。

空港警察団関係者は「まだカップルの身元確認をしていないが、映像に対するメディア報道が続いており、どのように対応するか内部議論中」と述べた。

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