13日済州東部警察署は動物保護法違反の容疑で60代の男を立件し調査していると明らかにした。
男はきのう午前10時ごろ、済州市チョチョン(朝天)邑の果樹園で犬1匹を殺した容疑を持たれている。
動物保護団体「済州ヘンボギネ遺棄犬保護所」が通報を受け男の果樹園を訪れると、犬1匹はすでに殺された状態だった。当時、現場からは犬を殺した際に使用されたと推定されるおのや包丁などが発見された。
動物保護団体は、「犬1匹はすでに殺されて釜で調理されており、頭は冷凍庫にあった」とし、「目の前で全てを見た別の犬たちは身動きできずに震えていた」と伝えた。
動物保護団体は男を警察に通報し現行犯として告発した。果樹園にいた残りの犬2匹は団体により救助された。
警察の調査で男は、「健康状態が良くなかったのでポシンタン(犬肉スープ)を作って食べようと思った」と陳述したと伝えられた。
警察は正確な事件の経緯を調査している。
一方、「犬の食用目的の飼育・食肉処理および流通などの終息に関する特例法」により2027年2月以降、食用目的の犬の飼育・食用処理・流通・販売などが禁止される。
食用目的で犬を殺した場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約342万円)以下の罰金に処され、食用目的で犬を飼育または増殖したり犬を原料として調理・加工した食品を流通・販売した場合、2年以下の懲役または2000万ウォン(約228万円)以下の罰金に処される。
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