4月11日、韓国南部の済州島の南の公海上で実施された訓練に参加した米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(中央、韓国海軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
4月11日、韓国南部の済州島の南の公海上で実施された訓練に参加した米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」(中央、韓国海軍提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本による新たな共同訓練「フリーダム・エッジ」が今月末に実施される見通しだ。ロシアのプーチン大統領が来週に北朝鮮を訪れ金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と会談し、軍事協力を強化すると予想される中、強い警告のメッセージになるとみられる。

 韓国軍によると、3カ国は米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の参加を含め、訓練の時期や規模、内容などを調整している。セオドア・ルーズベルトは韓国南部・釜山に入港した後、公海上で訓練を行うことが検討されている。セオドア・ルーズベルトが朝鮮半島に展開されれば今年4月以来となる。

 訓練は、シンガポールで今月初めに開かれた韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官と米国のオースティン国防長官、日本の木原稔防衛相による会談で今夏の実施が決まった。陸海空やサイバーなど複数領域で実施。3カ国の捜索・救難共同訓練(SAREX)やミサイル防衛訓練、爆撃機の護衛訓練など海上や空中で行っていた訓練を定例化し、領域を拡大した。


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