韓国統一部は14日、ソウル市某所で1つの対北ビラ団体と面談した。
統一部の当局者は面談の内容について「非公開の面談であるため、その内容を明らかにすることは適切ではない」とし「これからも1~2団体ずつ面談を行なっていく」と語った。
統一部は面談で、「対北ビラ散布の自粛」は要請していないことが伝えられている。
この日、統一部との面談に出席した団体代表は、韓国の通信社“聯合ニュース”とのインタビューで「朝鮮半島の緊張が高まることは望んでいないため、『公開活動は自粛する』と伝えた」とし「統一部から特別な言及はなかった」と語った。
北朝鮮の “汚物風船散布”に対する韓国側の対北“拡声器放送”再開により、南北境界線地域住民たちの懸念が高まっていることから、「韓国政府はビラ散布を禁止することはできないが、散布の自粛や活動方法の転換を要請する必要がある」という声もあがっている。
しかし、韓国政府は対北ビラ散布について「『表現の自由を保障せよ』という憲法裁判所の決定主旨を尊重し、アプローチをかけている」とし「強制的にやめさせることはできない」という立場を維持している。
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