新型コロナウイルス感染症以前の2019年の韓国人訪問客数(8万3598人)を約30%近く上回る数値だ。昨年同期の7万275人に比べて54%増えた。 2019年に45%だった全体訪問客(14万1468人)に対する韓国人の割合は、今年上半期76%で、歴代最高を記録した昨年(82%)より6ポイント低くなった。
マリアナ観光庁はコロナ以降、航空会社の支援を通じて韓国~サイパン航空座席供給を増やしたことが韓国人観光客増加として現れたと見ている。航空座席の供給を増やし、航空会社と旅行会社に対するマーケティング支援を拡大し、原油高や為替レート、物価高による旅行費用の上昇を統制したのが功を奏したという評価だ。
実際、仁川~サイパンを定期運航する済州航空(1日2便)、ティーウェイ航空(1日1便)の航空便の平均搭乗率は、今年1月から4カ月連続で90%台を維持している。本格的な夏休みシーズンである来月17日からは、1ヵ月間、済州航空がチャーター機の運航を追加し、1日の航空便が、従来の1日3回から4回に増える。
マリアナ観光庁のキム・セジン常務は「今後、仁川~サイパン航空路線の拡大に注力する方針」とし、「持続的な旅行需要の確保のため、サイパンのほか、隣の島であるティニアン、ロタ、そしてeスポーツとレジャー、キャンプなど、様々なテーマ旅行商品の開発支援にも積極的に乗り出す計画」と述べた。
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