ソウル大病院、休診期間は無期限?一週間?=韓国
ソウル大病院、休診期間は無期限?一週間?=韓国
韓国ソウル大医大・病院緊急対策委員会が休診期間について内部混乱を招いている。緊急対策委員会は当初「無期限」休止を宣言したが、一部では一=1週間だけおこなうと明らかにするなど統一された立場を見せていない。

緊急対策委員会は休診初日の17日午前、ソウル大医大融合館ヤン・ユンソンホールで専攻医(研修医)の問題解決を促し、休診宣布と共に集会に出た。カン・ヒギョン緊急対策委員長はこの日のイベント直後、記者らに対し休診期間について「現在まで1週間程度の診療日程を調整した状態」とし「1週間後に日程を調整する計画はない」と説明した。患者に最大限負担を与えないように、今週以降の休診による診療日程調整はないだろうという説明だ。

カン委員長は「われわれが考える休診の意味と一般国民が考える休診の意味が若干異なる部分があった」とし、「医師の立場では、病院にいて患者を診察するが、先延ばししても大きな問題のない定期患者に対し先延ばしをすることが休診であるが、“無期限”という言葉が付いたことで患者らの心配が増してしまった。このような影響を実感できていなかったので、考えが浅かった」と述べた。緊急対策委員会が「無期限全面休診」を宣言したが、緊急および重症患者に対する診療は継続しており、診療スケジュールも今後1週間のみ調整したため、実際には無期限の全面休診と見るのは難しいということだ。

カン委員長は来週の休診日程の問いに「無期限と話すことは正しいことではない」とし「態度の変化のない政府に対抗し、いつまで休診を進めることはできない」と説明した。それとともに「日程に関して案内を受けられなかった患者は、病院に来て診療を受ければ良い」と説明した。

一方、休診に期間を設けるとその影響力が縮小されるとして、「無期限」休診を主張する声もあった。緊急対策委員会パン・ジェスン闘争委員長は、カン委員長の「1週間休診」発言について「カン委員長の個人的な意見」とし「ソウル大全面休診は“無期限”」と一蹴した。緊急対策委員会オ・スンウォン広報チーム長も「ソウル大病院緊急対策委員会で一週間だけ休診を維持するという内容は事実と異なり、緊急対策委員会の公式立場ではない」とマスコミに伝えた。オチーム長は「診療日程は一週間単位で変更している」とし「今週変更された診療・手術・手術日程には変動事項がなく、来週の日程はまだ変更されていない」と付け加えた。全面無期限休診を原則として1週間ずつ診療日程を調整しているが、来週の日程はまだ調整前ということだ。

一方緊急対策委員会は、この日から休診に入り、この期間シンポジウムなど政策・学術講義などを開催する予定だ。来る18日からは大韓医師協会レベルでも休診が始まる。

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