医協はこの日の午後2時、ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)区汝矣島のマポ(麻浦)大橋南端から汝矣島バス乗り換えセンターまでの約400メートルの道路上で‘医療壟断阻止全国医師総決起大会’を開催した。医協は「医療壟断(ろうだん)、教育壟断、必須医療が崩壊する」などの文句を掲げて大会を開催した。
この日の行事が始まった午後2時ごろの汝矣島一帯は照りつける炎天下で体感温度が30度をはるかに超えた。司会を務めたチェ・アンナ医協報道官は「天気がとても熱い」、「安全事故に留意してほしい」という言葉を何度も繰り返した。実際、参加者の多くは大会が始まった後も近くの木陰の下に立ち、待機している姿も見られた。医協は今年の3月3日にも同じ場所で‘総決起大会’を開いていた。
当初、この日の医協主導による総決起大会のポイントは、参加者の規模がどの程度なのかだった。通常、集団行動の初期には参加比率が高いものの、その後も持続的に大会を開くには‘参加率’および参加規模が一定水準以上でないと集団行動を継続できない。
ひとまず、同じ場所での3月大会に比べ、6月の参加者規模はやや減ったものと分析される。3月の大会当時は、写真上では密集度や稠密(ちゅうみつ)度が高いことが確認されるが、6月の大会では稠密度がやや落ちている。参加者数が減ったのではないかとの分析もそのために出ている。
警察はこの日の集会参加の最大人数を1万2000人程度と推算した。一方、医協はこの日の行事参加規模を4万人と集計した。
なお、医協はこの日の大会を終了し、政府が医協の要求案を受け入れない場合、27日から無期限休診に入ることを明らかにした。
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