イ・ジュンギ の最新ニュースまとめ
会場となったパシフィコ横浜のロビーには、お祝い花が飾られたエリアで撮影をしたり、ファン同士でおしゃべりしたりと開演前から明るくにぎわっていた。客席も活気にあふれていて、開演時間直前から自然と手拍子が沸き上がり、イ・ジュンギの登場を今か今かと待ちきれないファンたち。開演時間が近づくにつれ、「イ・ジュンギ」と叫ぶ声と手拍子が大きくなっていく。そして、開演時間を過ぎたところで客席が暗転し、いよいよファンミーティングがスタート! 大きな歓声に包まれる中、オープニング映像が流れると、軽快なサウンドに合わせて手拍子が沸き起こる。そして、生バンドのキレのあるサウンドが会場に響くと、ステージ中央からイ・ジュンギが登場! 観客の大歓声とともに総立ちになり、ダンサーとともに「Foolish love」をパフォーマンス。激しいロックサウンドに乗せて、エネルギッシュなダンスを披露すると、イ・ジュンギは「日本のファンの皆さん気分はどうですか? 皆さん、叫べ!」と日本語で叫び、さらに会場を盛り上げる。
「一緒に歌ってください!」と伝えると、「慈しみの樹(JP)」のステージへ。軽やかなリズムに乗せて、ステージを端から端まで歩き、ファンを一人一人見るように客席に向けて優しい笑顔を送る。ダンスブレイクでは、キレキレのロックダンスにバク転のようなマカコを披露し、K-POPアイドル顔負けの身軽なステップで会場を盛り上げる。
2曲目にして会場のボルテージはMAX。大歓声を浴びながらイ・ジュンギは「やばい、やばい、オープニングから熱いね」とファンの熱い反応に感動していた。
息を整えてから、彼は「『2024 LEE JOONGI SPLENDOR FAMILY DAY <LOVE BLOSSOM>』にお越しいただいた皆さんを心より歓迎します。僕は、皆さんの俳優、イ・ジュンギです。きょうもよろしくお願いします」とあいさつし、深々とお辞儀。「皆さんの目の前に、僕がいますよ。皆さん、本当に会いたかったです」と伝え、ファンとの再会を喜んだ。
次のステージにいく前に、ファンがどれくらい大きな声を出せるかをチェックすることに。「1、2、3、叫んで!」という声に、ファンが大声で応えると、ジュンギは「実はイヤモニをしていたので、思っていたより皆さんの声が小さいなと思っていたんですけど、外したら皆さんの声はやっぱり大きかったですね」と満足げ。準備万端のファンに、ジュンギが「あなたは私のMy lady」と伝えると、清涼感のあるシンセサウンドが魅力の「Ma lady(JP)」を披露。「愛してます、皆さん」と頭の上でハートを作って投げキッスをして甘い歌声を届けた。続いて、「いつもありがとう」と伝えてから、愛する人への感謝の気持ちが込められた「Thank You」を歌い、グルーヴ感が心地いいダンサブルなナンバーで会場を盛り上げた。
アイドルのコンサート並のエネルギッシュなステージで会場を熱気でいっぱいにしてからは、一旦ライブは休憩となりファンと触れ合うトークタイムへ。
一度退場していたジュンギが、「ジュンギ!」というファンの掛け声で、「はーい!」と言って走って再登場すると、「みなさん、初めまして」とボケをかまして、ファンを笑わせる。
司会者に今の心境を聞かれると、彼は「いつもそうですが、とても幸せです。こういったことがいつまで続くんだろうと10年前くらいから考えていたのですが、今もなお大きな愛情、温かい愛をいただけて、実感がわきません」と伝えた。
5月にソウルでもファンミーティングを開催していたイ・ジュンギ。ファンミーティングを終えてからは、写真集を撮るためにインドネシアに行ってきたそうだ。彼は「ファンの皆さんへのプレゼントとして撮影するためにバリに行ったのですが、僕自身がとても癒されました。こういった機会はファンの皆さんからいただけるものじゃないですか。撮影しながら癒されて、素晴らしい場所で僕が好きなことをやりながら癒やされるということは、皆さんのおかげだと感じながらスケジュールをこなしていました。皆さんの愛情を感じることができ、皆さんに感謝しています」と伝えた。
バリ島の話をしていたが、バリという言葉を関西弁でも聞いたことがあると気付いたジュンギ。司会者に“ばり”という言葉はあまり使わないと説明されたため、“ばり”という意味が悪い意味なのではないかと心配したジュンギは、関西から来たファンに確認するために、突然客席に降りて行ってしまう。客席の合間に入り込んで、ファンに“めっちゃ”と同じように使える言葉ということを確認すると、一安心したジュンギは、「おおきに」としっかりと関西弁であいさつしてステージへ。突然の出来事にファンを驚かせる場面もあった。
ドキドキの関西弁講座を終えてからは、バリで撮影した写真を特別に見る時間が設けられた。緑が茂る自然の中で、胸元が大きく開いたシャツを着た写真が映し出されると、ファンは大興奮。撮影地について聞かれると、彼は「自然の中にあるリゾートで、観光もできて、写真撮影もできる素敵な場所で撮りました。自然の中から出てくる男性美や癒しというものが込められています」と説明した。
また、写真だけでなく、海辺を歩く動画も公開。海辺での撮影について聞かれると、「バリ島の海外に行ったのですが、どこに行っても観光客がたくさんいて撮影するのが大変だったんです。そこで、スタッフが通りがかりに静かな場所を偶然に見つけたんです」と、撮影秘話を教えてくれた。写真集が10月末に発売されることが発表されると、ファンの期待感を高まらせた。
トークタイムが終わると、ライブが再開! ジュンギが「遊ぶ体力、残ってますか?」とファンに投げかけると、「イエーイ!」とファンもノリノリ。そして、「僕たちの時間は、いつ~?」という言葉に、ファンが大きな声で「Now!」と叫ぶと、その声を聞いてエンジンがかかったジュンギは、「よし、行くぞ!」と気合を入れて「Now」を披露。幻想的なエレクトロサウンドに乗せて、今この時間を永遠に記憶したいという気持ちを込めて歌い、続くエレクトロダンス曲「Can’t be slow」でもエネルギッシュにパフォーマンスし、会場を一気に熱くした。
ステージからジュンギの姿が見えなくなると、壮大でずっしりとした力強いサウンドが響き、ドラマ「アスダル年代記:アラムンの剣」の映像が流れる中、ステージにスモークがたかれる。そして、ステージ中央からジュンギが登場すると、ドラマOSTの「Chosen One」を熱唱。力強く拳を天に突き上げ、情熱をぶつけるように雄々しく歌った。
イ・ジュンギが出演した名作のOSTは続き、映画『王の男』OSTの「因縁」、ドラマ『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』OSTの「For You」、ドラマ「悪の華」OSTの「In my heart」といったバラード曲を披露。繊細でありながらも感情に訴えかける力強い歌声でファンを魅了した。
ジュンギの歌声をじっくり堪能してからは、事前に募集したファンのお便りに応えていくトークコーナーがスタート。まずは、質問に時間となり、「頭を洗う時は、シャンプーを頭のてっぺん、後頭部、横、どこから洗いますか?」という質問に、「なんで知りたいんですか?」と呆れながらも、「頭のてっぺんにシャンプーを付けて、両手でぱーっと洗ってシャーっと流して終わり」と、軍隊での素早く終わらせる習慣が残っていることを明かす。続いて、「イ・ジュンギの愛犬ガビと入れ替わったら飼い主に何を求める?」という質問に、「ずっとハンガン(漢江)を走ろうって言うと思います。走ったあとは、美味しいおやつをねだると思います」とユニークな質問に真剣に答え、ファンを笑わせた。
事前アンケートで選ばれたファンのお願いを聞くコーナーでは、「花束を抱えてちょっと照れながら愛の告白をしてください」というお願いに、「す、す、好きやねん」と関西弁で告白。「愛嬌3連発を見せてほしい」というお願いでは、猫耳や指ハート、投げキッスなど、バリエーション豊かな愛嬌を振りまいて、ジュンギのキュートな表情にファンは大興奮。「剣さばきを見せてほしい」というお願いでは、アグレッシブなバンドサウンドに乗せて剣の舞を披露し、ファンを沸かせた。
ファンが投稿した内容のシチュエーションをファンとイ・ジュンギが一緒に演じる寸劇コーナーも設けられた。一人目は「電車でうたた寝してしまったファンが隣に座っている男性(イ・ジュンギ)にもたれてかかってしまい、申し訳なさそうに声をかけられ、もたれかけていたことを笑顔で許してくれる」という内容。ロマンチックなBGMが流れる中、電車に乗っている設定でファンがイ・ジュンギの肩にもたれかかると、ジュンギはファンの頭のてっぺんを人差し指で申し訳なさそうに優しく押してみる。しかし、役に没入しているファンはなかなか起きない。再度、人差し指で頭をつーんと押してから、ファンの耳元に顔を近づけて「すみません」と言うと、会場からは悲鳴のような声が。ジュンギの顔が間近にあることにびっくりしたファンが「すみません」と謝ると、「大丈夫ですよ。疲れますよね」と日本語のアドリブまで入れて寸劇は終了。演じているファンも見ているファンもドキドキするシチュエーション寸劇は続き、2人目は「雨が降っている中、傘をさして信号待ちをしていると、突然傘に入ってきた男性(イ・ジュンギ)が『そこまでいいですか』と一緒に横断歩道を渡る」というもの。
ジュンギは、「片思いしていた人を見つけて傘に入っていく」という設定を決めてから寸劇を披露。ジュンギは、雨がふりはじめ、そこにちょうど傘をさしている片思いの相手を見つけるという細かな演技を披露。そして、片思いの相手(ファン)の傘に颯爽と入りこむと、まるで映画のワンシーンを見ているようなときめきがふわっと浮き立ち、会場全員胸キュン状態。実際に雨が降っていないのに、少し雨に濡れた感も出ていて、見ているファンもそのシチュエーションにどっぷりと入り込んでいく。そして、「時間ありますか? デートしましょ」と日本語のセリフをアドリブで入れて、ファンの肩を抱きながら横断歩道を走って渡っていき、寸劇は終了。椅子と傘だけの簡易的な小物であっても、実際のドラマや映画のようなシーンに作り上げてしまうイ・ジュンギの演技を生で見たファンたちは、彼の魅力にさらに惹きつけられたに違いない。
トークコーナーの最後は、ジュンギ宛てに送られたファンレターの中から3人が選ばれ、それをジュンギが日本語で読むことに。ファンレターには、「イ・ジュンギのおかげで前向きになることができる」、「ツラいことがあってもジュンギの演技やパフォーマンスを思い浮かべれば明るい気持ちになる」、「生まれてきてくれてありがとう、最高な時間をありがとう」といった言葉が綴られ、ジュンギを感動させていた。そして、ファンと近くで触れ合った時間を振り返り、彼は「みなさんの大きな愛をたくさんもらいました。本当にありがとうございました」と伝えた。
ファンの大きな愛に応えるために、イベント後半も歌とダンスでファンを楽しませてくれたイ・ジュンギ。「難しいけど頑張ります」と言うと、この日のために新しく準備してくれた米津玄師の「Lemon」を披露。続けて「米米CLUB」の「君がいるだけで」を歌うと、客席に降りてファンと急接近! ゆっくりと通路を歩いて、あいさつしていく姿から、できる限りファンと近くで過ごしたいというジュンギの真摯な気持ちが伝わってきた。時間をかけて、やっとステージに戻っていき、「SMAP」の「世界に一つだけの花」を歌うと、会場は明るい笑顔に包まれた。
あっという間に時間が過ぎ、別れの時間を惜しみながら、ジュンギは「本当に残念です。トークショーをずっとやりたいです。その時は日本全国の方言を習うことにしたいと思います(笑)」と笑わせつつ、「皆さんとこのように一緒に過ごすと、皆さんからたくさんのパワーをいただいて、力をチャージすることができます。このパワーをもとに、前だけを見て走ることができます。まだ作品が遅くなってしまっているので、皆さんが心配されていると思いますが、もう少しだけ待っていただければ、より忙しく活動していきたいと思っています」と伝えた。
そして、「私たちの曲」と言って「For us(JP)」を披露。メロディアスに掻き鳴らされるエレキギターに乗せて、爽やかな歌声を届け、ステージを後にした。
大型ビジョンにエンドロールが流れていき、ファンがアンコールを待ちわびていると、突然エンドロールが逆再生され、「アーティスト イ・ジュンギ」という文字が映し出された。そして、アジアツアーの発表がされる。喜びに満ち溢れた会場に、キラキラ光るブラックのスーツに身を包んだイ・ジュンギが登場すると、JUNG KOOK(BTS)の「Standing Next to You」をスタンドマイクを使いながらセクシーにパフォーマンス。途中、マイクを置いてダンサーと共にキレキレのダンスを披露すると、会場は大興奮となった。
パフォーマンスを終え、彼は「おそらく作品は下半期に入ると思います。その間、遊ぶのは嫌、僕たちの時間を作ってみよう…と思っていたところ、さまざまなところから提案され、いろんな国でそれを達成することができました。このうれしいニュースは広く広めてください。作品に入る前にお会いできるので、作品も待っている方もファンミーティングを待ってくれる方にも良いと思います。楽しく遊びましょう」と伝え、アジアツアーへの期待を高まらせた。
「最後まで遊びましょう!」と叫んで始まったのは、PSYの「That That」のダンスパフォーマンス。残りのエネルギーをすべて使い果たすくらいの勢いで激しく踊り、「皆さん、叫べ」とファンを煽ると、会場のボルテージも急上昇。アンコール最後の曲「Together(JP)」では、ファンも「Hey!」と叫んで片手を天に突き上げて、最後の曲を思いっきり楽しんでいた。
すべての力を使い果たしたジュンギは、わざとステージに倒れ込んでしまうが、やり切ったような清々しい笑顔を見せて、「いつでも愛しています」と伝え、最後は「今まで、皆さんの俳優イ・ジュンギでした」という言葉を残し、約3時間に渡るイベントは、大熱狂のうちに幕を閉じた。
<セットリスト>
「Foolish love」
「慈しみの樹(JP)」
「Ma lady(JP)」
「Thank You」
「Now」
「Can’t be slow」
「アスダル年代記:アラムンの剣」OST「Chosen One」
映画『王の男』OST「因縁」
ドラマ『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』OST「For You」
ドラマ「悪の華」OST「In my heart」
米津玄師「Lemon」
米米CLUB「君がいるだけで」
SMAP「世界に一つだけの花」
「For us(JP)」
JUNG KOOK「Standing Next to You」
PSY「That That」
「Together(JP)」
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