中国、マレーシアのビザ免除措置延長に同意=中国報道
中国、マレーシアのビザ免除措置延長に同意=中国報道
中国とマレーシアは20日、共同声明を発表した。声明によると、中国はマレーシア国民を対象としたビザ免除措置を2025年末まで延長することに同意した。互恵的な措置として、マレーシア側は中国国民に対するビザ免除措置を2026年末まで延長するとした。

旅行会社・春秋旅行の関係者は「両国のビザ措置に便宜が図られたことにより、観光を目的とした両国間の往来が促進されただけでなく、貿易取引、航路設定などの面においても好影響をもたらしている」と話した。

ことし1‐5月まで、マレーシアからの訪中観光客は急増しており、前年同時期の4倍以上に達している。マレーシア人観光客に人気のある都市は広州、上海、成都などとなっている。

一方で、マレーシアを訪れる中国人観光客数も同時期の2倍近くに増加している。中国発‐マレーシア着の国際線運航数は新型コロナウイルス流行前2019年の9割近くまで回復している。中国人観光客に人気のある都市はクアラルンプール、コタキナバル、ランカウイなど。

旅行予約サイトを運営する携程集団の関係者は、「今回、ビザ免除措置が延長されたことで、両国の観光業の発展により大きな力を与えるだろう」と話した。
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