21日、ソウル高裁民事15部(ユン・ガンヨル、チョン・ヒョンギョン、ソン・ヨンボク部長判事)は、所属事務所TSエンターテインメントがラッパーのSleepyを相手に提起した損害賠償請求訴訟で、1審のようにSleepyの意見を認めた。
これに先立ち、TSエンターテインメントは2019年、「Sleepyが放送出演料の一部とソーシャルネットワークサービスのPRを通じて広告収入などを所属事務所に隠した」として、2億8,000万ウォン(約2,800万円)を請求する訴訟を提起したが、1審で敗訴したことがある。
裁判部は、「被告人の出演料は、専属契約終了後、出演の対価として受け取ったもので、分配対象ではない」とし、「契約違反により専属契約が解除され、賠償せよという請求も解約が裁判所の調整に伴うものなので、受け入れられない」と判断した。
Sleepyは、2022年にTSエンターテインメントを相手に未支給契約金、未精算放送出演料などをくれと、損賠賠償訴訟を提起したりもした。当時、裁判所は1審でTSエンターテインメントがSleepyに2億ウォンを与えるよう判決した。
これに対してSleepyは、「真実は明らかになり、正義は勝利する」と感想を伝えた。
一方、TSエンターテインメントは、2021年に廃業した。
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